皆さま、遅くなりましたが新年のご挨拶を申し上げます。

ライカ動物病院は2007年1月11日に、ここ東大阪に開院いたしました。

ことし開院6年目をむかえ、スタッフ一同さらに気持ちを引き締め、

皆さまのちいさなご家族のために全力で頑張ってまいります

ばらたま。.JPG

昨年は大変な年でしたね。ライカ動物病院のある東大阪は、

人工衛星「まいど1号」で有名な大阪でも屈指の中小企業のまちです。

工場が東北にある会社も多く、震災の影響も少なからず受けたそうですが、

当院の飼い主さま方の、お忙しい様子を聞くにつけ「日本中が一丸となって頑張ってる」と感じます。

そんな日本の社会の中で、私たち人と強く結びついている動物たちの存在もまた

切り離しては語ることができません。

ご家族を亡くされてわんこを飼いはじめた方。

「この子ともう一度一緒に暮らせるように頑張ります。」という被災者の方。

被災地でも、ここ東大阪でも変わらない人と動物のあたたかな関係を思うとき

ちいさな動物たちの大きな力に改めて気づかされます。

そんな、小さいけれど大きな存在の動物たちの健康をささえるべく、

今年も頑張っていきたいと思います。

 roseたま。.JPG

寒い日が続きますね。年末を忙しくお過ごしの方もいらっしゃると思うので、

体調管理には十分お気をつけくださいね。さて、私が寒い日にどうしても思い出す話を一つ。

                     

以前勤務していた病院で、ある寒い朝にお父さんと女の子がやってきました。

手にはすでに意識を失って今にも息絶えそうな子うさぎが・・・

女の子は号泣。お父さんはオロオロ・・・。

聞くと昨日からお腹がゆるくなり、「明日、動物病院に行こうね。」と言っていたのだそう。

で、朝起きてみたらそのような瀕死の状態に・・・。

どうやら下痢と寒さのダブルパンチで低血糖と血圧低下を起こしてしまったようでした。

既に意識がないほど衰弱してしまった子ウサギを救命できる確率は・・・残念ながらほぼ0%です・・・。

しかし、女の子の必死さに「助けられるか分からないけど頑張ってみましょう。」と入院で治療しました。

とは言え子ウサギの、針より細い血管に点滴など出来ません。

他の獣医師からみれば「なんちゅうことを・・・」と思われるかも知れませんが・・・

私は子ウサギの腕の骨髄に糖分の入った点滴をしました。

それでも子ウサギの意識は戻らないまま、時間がたち「だめか」と思ったそのとき・・・

ぴょんた.JPG・・・なんと!突如、奇跡の復活!!!

しかもコロッコロの良い便が大量に!サイコーです胃腸も正常に動き出した証拠です。

で、面会に来た女の子と二人で「がんばったねぇ!」と子ウサギをなでまくりました。

やわらかくてあったかい子ウサギの感触。心から「生きてるってすばらしい!」と思いました。

・・・

その後、毛皮、いわゆる「ファー」を触ると反射的にその時のことを思い出すように・・・

触るたびに「これも元は私とあの女の子が必死になった子ウサギと同じ・・・

などと思ってしまい、気分がふさぐようになり・・・

触るのを避けるうちに完全に「ファー」がダメになってしまいました

あれからすでに7年が経過。 たぶん一生「ファー」はダメなままだと思います

merry Xmas !!

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ユキダルマ.JPG

 

クリスマスですね!

急に寒くなりましたが、

みなさま体調は大丈夫ですか?

 この時期毎年、ステキな

クリスマスプレゼント

くださる方がいらっしゃいます。

 

ポインセチア.JPG本当にありがとうございます

恐縮しつつ、いつも喜んでます。

クリスマスといえば・・・

ライカ恒例のサンタクロースが

飾りつけとともに

やってきました!

しらサンタ.JPG

あいかわらずの「超!人見知りサンタ」です・・・。

しかも他のメンバーがボンボリを引っ張るので

すぐ脱げてしまってなかなか披露できません・・・。

見た方はラッキーです。いいことあるかも

メリークリスマス。みなさまにもいいことが起こりますように。

 

merryxmas.JPG

年の瀬に。

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院長と「小さい頃何になりたかったか。」という話題になって、

院長 : 「サッカー選手になりたかった。」

わたし : 「動物をいっぱい飼う人になりたかった。」

院長 : 「それ、職業じゃないやん

と盛り上がったのですが、

今、私の左の足元には犬がいっぱい居て

左の足元.JPG右の足元には大好きな雑種犬。

右の足元.JPGそして自宅は猫だらけ・・・。

夢・・・かないましたね。 言い続けてみるもんだ。

あ、正月も午前中は診察します。

よく、「えー!たいへんですねー」と言っていただくのですが・・・

いえ、全く。 むしろ幸せです

 ちなみに背後も・・・

背後・・・.JPG

こんなかんじです。

かつて社会現象を巻き起こした、

私たちの年代のアイドルと言っても過言ではありますまい。

スライム肉まん.JPG

「スライム ニクマンガ アラワレタ。」

スライム肉まんです。

思わず買っちゃいました

たけのこたっぷりでした。

おいしかったです。

 ドラゴンクエスト誕生 25周年企画 だそうです。

   25年か・・・。

京都にて

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先日、所用で京都にでかけることがありました。

用事の後に少しだけ時間ができたので、下鴨神社の「糺の森(ただすのもり)」へ行ってきました。

糺の森.JPG糺の森は紀元前3世紀頃の原生林とおなじ植物が群生する世界遺産です。

京都市内にあって、道からほんの一歩踏み込めば、うっそうとした森が広がる光景は

京都の数ある名所のなかでも一番好きな場所です。

しかし、先日はこの場所に不自然な土が一直線に敷き詰められ、縄で囲まれていました。

糺の流鏑馬.jpg不釣合いなコーンなんか立っててちょっとがっかり

院長と、「ふかふかにしてる・・・馬でも走るんかなあ?」と言っていたのですが・・・

16日のニュースで

「NHKの次期大河ドラマ「平清盛」に主演する俳優・松山ケンイチ(26)が15日、京都・下鴨神社でロケを行い、やぶさめに挑戦した。」

・・・と!(*やぶさめ=走る馬の上から的に矢をはなつ神事、騎馬の稽古のこと。)

それかぁー

ほんとに馬が走るためだったようです。

来年の1月、第4話で放送されるシーンだそうです・・・見てみようかな・・・。

 

ちなみに、院長はこの日、「木の根っこがプードルに見える!!」と木の根っこを激写してました・・・。

・・・・・・仕事しすぎかなぁ

糺の犬?.jpg

ギックリ腰・・・。

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積みフード.JPG

 

先日、積んであった缶フードの中ほどの一つを取りたくて、その上にあった4ケースを「えいっ!」と持ち上げたところ・・・

 

 ビッキーン!

 

 「はうっ!

 

腰に電気が走りました・・・

痛いというより腰が抜ける感じで、思わず・・・

「これがあのギックリかー!」

と叫びました。

ちなみに西洋では「魔女の一撃」というそうです。なんか分かる・・・。

ヨタヨタしながら戻るとチワワが変な顔で見てました。

はなこ.JPG調べてみるとギックリ腰 (正式名「急性腰痛症」) は関節・神経・筋肉などの急性腰痛の総称だそうで、どこに問題が起こったかによって治る期間なども違うんだそうです。

夏から秋にかけてなりやすく、腹筋と背筋のバランスが悪い人、座りっぱなしで仕事している人が急に動いたりするとなりやすいそうです。ううう、いろいろ思い当たる節が・・・。

とにかく安静にして治すしかないそうで、診察中以外はおとなしく丸まって寝ていたら、5日ほどでほぼ元通りになりました。私のはたぶん筋肉の損傷だけだったんでしょう。

しかし、なんと情けないことか・・・。齢17歳にしてタンスの上にも軽々と上り下りするわが家のとらのすけ嬢の、なにげない視線がとても痛く感じました・・・

とら様.JPG

がりがりぽんた.JPG今年、動物愛護法の5年に一度の改正が行われます。 その中で「動物の販売年齢」について議論がなされています。この件は5年前にも議論されましたがまとまらず、持ち越しになりました。

 現在、日本のほとんどのペットショップでは生後6週、つまり生まれて一ヶ月半くらいの子犬、子猫を販売しています。しかしヨーロッパでは最低でも8週(生後2ヶ月)までは売ってはダメとなっています。どうして2ヶ月まで販売してはダメなのでしょうか。

 子犬や子猫は生まれて4週目で歯が生え始めます。歯が生えてくるとおっぱいを吸われるお母さんが痛がって徐々に離乳へと向うのですが、離乳の完了は個人差もあり、生後6~8週目くらいです。つまり今ペットショップに居る子の中には離乳の完了していない子も含まれているのです。

 離乳が完了していない子に長距離の移動や、いきなりドックフードを与えたりすると当然、体調を崩してしまい、悪くすれば死んでしまうこともあります。(しかしそういった弱った子犬が私たちの目にふれることはありません・・・。)

 こう聞けば誰でも「8週目以降にすればいいのに」と思うでしょう。しかし販売者は「小さくないと売れない」「8週まで育てると餌代などのコストがかさむ」と言って譲りません。販売者にとっては動物の離乳などどうでもよく、あくまでもお金、ビジネスなのだということが良く分かります。

 わが家のぽん太は唯一、某ペットショップから購入したのですが・・・二枚の写真で分かるでしょうか?ガリガリにやせてアバラが浮いている上にあたまと胸からお腹にかけて脱毛で毛がありませんでした。背中もフケだらけで、値札には赤字で「皮膚に難アリ」と書かれていました。

 院長が「これは間違いなく栄養失調のトラブルだ!子犬をこんなになるまで飢えさせるなんて」と大変な怒りようで、結局放っておけずうちの子になりました。つまり、この某ペットショップでは常態的にフード量などをケチってコストを浮かせているのです。もしくは栄養素の抜けてしまった古い、本来捨てるような粗悪なフードを使っているのか・・・。しかもそのために脱毛しているという自覚も知識もないのです。

 

ガブリたま.jpg

 

 動物の、また販売者側のメリット・デメリットは上記の通りですが、私たち飼い主にはどんなメリット・デメリットがあると思いますか?実は大変大きな違いがあるのです。 

 ヒトで乳幼児と母親のスキンシップには 精神の成長と安定化に大きな意味があると分かっていますが、近年、動物にも全く同じことが言えるのではないか、といわれるようになってきました。

 つまり母犬、母ネコと長く過ごした子は少々のことには動じず、落ち着いた性格になるのです。飼い主が居ないからと鳴きまくる、食事をとらない、物を壊す、あちこちで排泄をする・・・という精神の不安からくるさまざまなトラブルを起こしにくいのです。

また兄弟とも一緒に過ごすことで社会化が進み、噛みぐせや他の動物とのトラブルも減るでしょう。

 

凶暴たま.jpg

 

 実際、2ヶ月にも満たない年齢でひとり、川のなかすで保護されたわが家のしらたまは最初の頃、ひどい噛み癖がありました。

 

院長以外の男の人が怖くてガクガクに震え、自力で起き上がれなくなるほどのひどい精神不安の症状がありました。

 

 おもちゃで遊んでも加減が分からないのかすぐ牙をむき、ちぎって壊してしまうこともありました。

 

 

 

 

 

ダイズ.JPG

 

それに対して3ヶ月以上、お母さんと兄弟と一緒に過ごしたダイズは性格も社交的で、おっとりとした性格。チワワとじゃれてもケガをさせるようなことはしません。

 

 トイレも教わる前に他のメンバーがしているのを見ておなじ所でするようになったので全く教えることはありませんでした。

 

 いまではみんなの食べ終わった皿を一枚残らずきれいに舐めて(笑)持ってきてくれます。これも片付けているのを見て覚えたのでしょう。とにかく自分で考えて行動することができるのです。精神的な自立の結果なのでしょう。

 

 

 しらたまとダイズを見ていると、実際には生後8週でもまだお母さんと離すのは早いのだと思います。お母さんの完璧な代わりなど、オシリを舐めてあげることも出来ない私たち人間には到底つとまりません。

 また、「8週になったらかわいくない。6週で売って」などと言う、動物のことを思いやれない人には動物を飼ってほしくありません。もちろん売るほうもしかり、です。8週だって十分子犬で子猫でかわいいです!

 動物にとっても、飼い主にとってもいいことづくめのこの法案、ぜひとも8週以降の販売を今年こそ、義務付けて欲しいものです。

獣医療の弱点。

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大変ごぶさたしております。先月末にわが家のがじこが体調不良でブログ更新する気分になれず、一ヶ月も不精してしまいました。

ションボリがじこ.JPG

がじこは現在14歳です。数年前から慢性の腎不全を患っています。

先月末、急に食事もとらず、寝てばかりになりました。「腎不全のせい?」と思ったのですが、血液検査で数値はやや高いものの、普段とほぼ変動していませんでした。がじこは腎不全のほかにも以前から極小の腎結石があり、もしやと思ってレントゲンを撮ったところ極小結石の一部(かけら?)らしきものが腎臓を出発し、尿管を下っていそうなレントゲン画像でした。

どうしてこうも「らしきもの」「下っていそう」などとあいまいなのかといいますと、あまりに小さすぎて「間違いなく結石だ!」と言えるほどクッキリとは映らないからです。

ヒトは米粒サイズの腎結石の尿管降下でも立っていられないほどの激しい痛みを感じます。ネコも痛みはおそらく同様にあるでしょう。しかし、がじこに「痛いの?」と聞いてみることはできません。

そう、獣医療の弱点とはすなわち「患者本人に聞けないこと」です

よく「話せたら聞けばすむんだけどなぁ・・・。」と思いますが、まさに今回はそんな気持ちでした。ひとまず、そのほかの検査には全く異常が見られなかったので、腎結石をターゲットにして点滴や痛みの緩和などの対症療法をすることにし、幸い吐き気はないので、フードは無理やり食べさせることにしました。

で、闘病すること約2週間・・・

gajico☆.JPG

急にスイッチが入ったように元気になり、フードもよく食べるようになりました

あああ、よかった!! 

ちなみに腎結石のかけららしきものはどうなったかと言いますと・・・

さらに下流へ行ってましたがまだありました 今後も要注意だなぁ。

手作りの・・・。

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手ぬぐいとストラップ.JPG暑い日が続いていますね。ここ連日、暑さで体調を崩した子が来院されています。

その全員がエアコンをかけていなかったおうちの子です。

必ずエアコンをご使用ください。体調を崩すような節電は本末転倒ですよ。

さて、今日は手作りのワンコグッズをご紹介します。何ができるかは最後までお楽しみに

まず用意するのは・・・

・ちょっと厚めの手ぬぐい

・パスなどを首から下げるときに使うネックストラップ。

どちらも私の大好きな100均で購入です~

まず、ネックストラップの縫い目を丁寧にほどいて分解します。

分解.JPG次にメジャーでワンコの口周りのサイズを計ります。計るのはハナのすぐ後ろと目の前、

そしてその間の距離の3ヶ所。

で、それにあわせて手ぬぐいを台形にカット!(ここの写真撮り忘れました

完成♪.JPG下の布は単純に上の倍の長さにしてあります。それをホント簡単に縫い合わせて完成~

(分解した写真の小さめの黒い四角いパーツとリングのついたパーツは使いません。)

なにか分かりますか? これです。

装着!.JPG

  口輪です!ペットショップでかわいいイチゴ模様の口輪を売っていたのですが・・・

 大型犬サイズはなんと2800円でした!ひいいい。高級品です!買えません

 こちらは総制作費300円です(ミシン糸含む)。リーズナブル~!

母犬が子犬をしつけるとき、「マズルコントロール」といって子犬の口を挟んで閉じさせ、大人しくさせるのですが、口輪はまさにそのマズルコントロールなんです。口輪は噛む犬につけるイメージがあると思いますが、実際は大人しくして欲しいとき、冷静にさせたいときにも使います。ダイズも遊んでて興奮しすぎたときなどに、たまにですが装着します。

ただし夏場は要注意ワンコは舌を出してハアハアして体温調節しますので、長く着けてはいけませんヨ。

ちょうどいい感じに出来たと思ったのですが、下の布がちょっと長かったみたい。

 下の布は上の1.5倍くらいでもいいかもしれません。