laica: 2009年9月アーカイブ

子猫、その後。

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我が家の子猫のことで恐縮なのですが、二回目のウイルス感染の検査をしました。結果は・・・CIMG4620.JPG

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ふたりとも陰性でした!よかったー。これで安心してウチの先輩猫たちと会わせられます。

ちなみに子猫たちはとってもおりこうサンです。先日はふたりで床のぞうきんがけを手伝ってくれました

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ね?良い子でしょ

・・・

・・・

・・・って、そんなワケありませんよ 冗談です。妄想です。

単に掃除の邪魔をしてぞうきんで遊んでただけです。ほんと悪さばっかりしています

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 お礼状.JPG募金箱.JPG皆様からお預かりした盲導犬支援の募金を先月送らせていただき、そのお礼状が届きました。昨年の3月から今年7月分の募金総額は66,120円でした。たくさんの募金をいただき、本当にありがとうございました

盲導犬募金は盲導犬の育成のほかにも盲導犬の病気の予防や治療、引退後、センターに戻った高齢の盲導犬のお世話などにも使われるそうですヨ。有効に利用していただけるとうれしいですね

盲導犬は普通に歩くだけじゃありません。自分が通れてもユーザーさん(目の不自由な方)が安全に通れない場所、たとえば木の枝が人の頭の高さで張り出していたりするときにはちゃんと高さも見てよけるんですよ!すごいです。優秀です。ウチのワンコらには…絶対無理だろうなぁ・・・きっと枝がバチーンってなることでしょう・・・

もちろん動物病院に盲導犬が来ることもあります。わたしがお会いしたユーザーさんはそれはそれは盲導犬を大切にしていてとてもかわいがっていらっしゃいました。盲導犬の健康管理のこともよく勉強されていましたし、ご自分の目が見えないせいで病気を見落としてはいけないと、定期的に病院に健康チェックに連れて来ていらっしゃいました。犬との信頼関係はまさに体の一部といった感じで、私たちもワンコの飼い主として見習うところが多かったです。「盲導犬にされた犬は自由がなくてかわいそう」という意見を聞くこともありますが、実際はそんな風には感じませんでした。「かわいそう」と思う方にはもっと盲導犬とユーザーさんのことを知ってほしいなぁ。

Books!

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朝晩がずいぶんと涼しくなってきましたね。ようやく熱中症の心配も減ってきてホッと一息。秋らしい気候になれば夏よりも動物たちの体への負担が減るので大歓迎です。そして秋といえば食欲 ・・・じゃなくて読書の秋ですよね!私自身、文章はやっぱり紙に書かれたもののほうが好きです。本屋さんも好き。いろんなジャンルの本をぺらぺらとめくってみては「面白そう!」と思ったものを買っちゃうのでいわゆる雑食派です。ちなみに漫画も好きです

うちの待合にもペット関係の本がたくさんありますが、すべて院長と私が本屋さんなどで目を通して間違ったことが書かれていないか、分かりやすく書かれているかなどをチェックした本ばかりです。

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本に間違ったことが書かれていないと思ったら大間違い!実際は結構「えええ!?」と思うようなことを書かれた本が結構たくさんあります。たとえば子犬の躾について書かれた最近の本でも、何年も前には良いと言われていたけど現在ではダメなことが分かっているような方法がドーン!とかかれていたりします。病気の治療法なんかは躾方よりも早く、どんどん変化します。本に書かれた情報も年月がたつにつれて古くなっていくものです。本を購入される場合は内容を何冊か読み比べて選ばれるのが良いでしょう。

そしてつい昨日、近所のコンビニで見つけた良い本がこちら!

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題名がグッときます~ 長生きは飼い主みんなの願いですよね。内容もずごくいいですヨ。

個人的な考えですが、動物を飼うということは彼らが野生で思いのままに生きる自由を奪っているわけですから、それに代わるくらい「良いこと」をしてあげるのは飼い主の責務だと思うのです。それは「たくさんの愛情を注がれて、食べることに困らず、健康で年老いても安心して暮らせる。」って事なんじゃないかなーと私は思ってます。そのためには飼い主として正しい知識を身につける必要があります。「こんな病気知らなかった。知ってたらもっと早く来ていたのに・・・」とおっしゃる飼い主さんがおられます。まさにそうなのです。飼い主が知っているか、知らないかで動物の寿命は大きく変わります。病気をすべて知る必要はありませんが、動物にも人間と同じだけ病気があって「これはおかしい。病気かもしれない。」と気づくことがとても大事なのです。また病気以外にも食べ物のこと、スキンシップについてなど案外知らないことがたくさんあると思います。そのためにもぜひこの読書の秋をご活用ください。

上の二冊の本は病院待合に置いてありますので来院されたときに読んでみてくださいね挿し絵がたくさんあって、しかもすごーくかわいいです