laica: 2011年4月アーカイブ

災害と動物。

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被災地のペット問題の報道を見るにつけ、6頭のと6頭のを眺めつつ、「うちは間違いなく逃げ遅れる・・・」と内心あきらめながら、家具に転倒防止を施し、2人と12頭分の水を買いました。とりあえず水さえあれば一週間くらいは生きられると思うので水はとにかく大事。食料は・・・人の非常食はに与えられないので人がペットフードでガマンすることにします・・・幸い常温でもしばらく腐らないですしネ

それにしても、やっぱりマイクロチップは装着しておくほうがいいですね・・・。阪神淡路大震災のときも、せっかく生き残った動物が結局飼い主が分からず殺処分・・・なんて悲しい話もあったそうで、この16年、兵庫県ではマイクロチップの装着を推進してきました。そのおかげか兵庫県のペットのマイクロチップ装着率は全国的に見ても高いです。災害時にはやっぱり有効です。

そして大事なのがクレートトレーニングと躾。非常時の動物の精神的な負担を少しでも減らすため、普段からクレートやケージなどの狭いスペースで大人しく過ごす習慣や、知らない人から触られたりすることに慣れておくと、いざと言うときにたちの負担にならず良いと思います。ウチの子達は普段から寝る時はケージですし、人も誰が来ても大喜びなのでその点だけは安心ですが・・・。

でもやっぱり災害が起こると動物は人以上に生死を左右されてしまいますよね・・・。仕方ないと頭で分かっていても辛いし悔しいし悲しいです。飼い主の身の安全が第一なのは当然ですが、どうか、いざというときにこそ、自分ちの子は飼い主が全力で守ってやって欲しいです。それが本当の意味での「家族」なのではないでしょうか。